チェルニー100番

レッスン80回目

本日のレッスンは

●「指の支えるつくるメソード」から「小さな子守歌」(グルリット)
●「指の支えるつくるメソード」から「チェルニー100番 No.13」
●「ソナチネ」からNo.36-1 第二楽章

の3曲でした。
「小さな子守歌」はマルをもらいました。

今回、初めてチェルニーをやりました。
チェルニーというとバイエルと並ぶ、有名な教本ですよね。
100番は、レベル的にはバイエルの次くらいだそうです。

チェルニー100番 No.13」↓

フレーズの切れ目が、めちゃくちゃだったので、先生が赤えんぴつで書いて下さいました。
気をつける点は、左手のアルペジオは円を描く感じでかるく流す。
右手に合わせようとするあまり、ガチガチになって曲の流れが止まってしまっていました。
先生曰く「この曲、地味に左手が難しいわね〜」とのことでした。
なんか系統的には、前にやった「羊飼いの歌」とちょっと似ているような気も・・・。
練習あるのみですね(`▽´)ノ


ジュルジュ・サンド

ジョルジュ・サンドの小説「愛の妖精」読み終わりました。
小説が好きなので常に何かしら本を読んでいます。
文章を書くのは苦手なんですが、読むのは大好きなんです(笑)
「愛の妖精」想像以上に良かったですよー。
サンドというと、ショパンの恋人で社交界で恋の駆け引きとかして遊んでいる人ってイメージ(失礼!)があったんですが、めっちゃ、ちゃんとした小説家じゃないですかー!
ヘッセやゲーテ並みに、すばらしい小説でしたよ〜。


ストーリーは、

とある農村で暮らす双子の兄弟のお話です。
何をするのも仲良しで一緒だったの双子の兄弟が、
弟の方が他家へ奉公に出たのをきっかけに弟の方は、どんどん社交的になり肉体的にも、精神的にも強くなり成長していきます。
一方、実家に取り残された兄の方は、ちっとも成長せず嫉妬深く卑屈な性格になってしまう。
兄弟は仲が良く、お互いを思いやっているんだけれども成長するにつれ、ちょっとずつ溝が出来てくる。
そんな時、弟の方が、村一番の不器量で皆から「変わった子」扱いされている娘、ファデットの魅力に、いち早く気づき恋に落ちる。
兄の方は「これまで弟は自分だけのものだったのに・・・」と弟を取られたような気がしてファデットに嫉妬する。
そして、愛を得たファデットは、さなぎが蝶になるべく美しい娘へと変貌する。
やがて、村の人も兄もファデットの良さに気づき、二人を認め、祝福する。


とまぁ、こんな感じのお話です。肝心な所が抜けている気もするけど(笑)
このファデットは、サンドが自分自身をモデルに描いたと言われています。ファデットがサンド。
文章も読みやすく、ドラマチックなので、たぶん途中で飽きたりしないと思います。
なかなか、オススメですよ〜☆



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