フラッシュカードは大譜表で

導入期のお子さんには、フラッシュカードやマグネットを使って音符の位置を覚えて貰っています。
それで最近あることに気付いたんです。
テキストでは、ちゃんと音符を読めているのにフラッシュカードになると音符が読めない生徒さん…あれれ??
原因がわかりました。それはフラッシュカードが大譜表表記じゃないから。
原因はコレです↓

ト音記号のみ、へ音記号のみ、と別々に分かれているカードです。


そこで大譜表に変えました↓

もちろん「ト音記号とへ音記号」があること「せん・かん」を覚えてから音符を読む練習に入っています。
でも、やっぱりお子さんは戸惑うようです。
大譜表の場合、どうしてもカードの大きさが小さくなってしまうというのもあって、幼児には不向きかな?と思って使っていなかったのですが、もう最初からすべて大譜表を使った方がいいと思いました。

毎日、幸せです

講師の仕事を始めて半年が経ちました。
もう毎回不安でバタバタでテンパっていましたが、最近になってやっと生活のリズムが整ってきました。
講師の仕事は基本夕方から晩までなので、講師の仕事の日は主人と一緒に夕食がとれません。
なので昼間に作り置きしたおかずを、申し訳ないけど主人にはレンジでチンして一人で食べてもらっています。
文句を言わない主人に感謝です。
私はレッスンの前に軽く食べて、終わってからもう一度ちゃんと食べるという感じです。
そんな生活にもようやく慣れてきました。
もうちょっと早い時間で切り上げられたら楽になるのだけれど、雇われ新米講師なので仕方ないです。

でも、なりたくてなりたくて、やっとなれたピアノ講師の仕事なので本当に今幸せです。
これまでの人生の中で今が最も生きているって感じです。
人生の折り返し地点の年齢になって、ようやく自分の居場所が見つけられました。
これからも、しんどい事や、冷や汗かく事や、心配事はいっぱい出てくると思うけど、何があっても辞めないで頑張ります。
とても恵まれたことに私の生徒さんは、全員素直なよい生徒さんです。
レッスンの後は、いつも学校での話やテレビアニメの話を目をキラキラさせて話してくれます。
この子たちがピアノを好きになってくれるように、将来いつか辛い事があった時などピアノがこの子たちの心の拠り所の一つとなるようにしてあげたいです。
例え数か月ほどの短い期間のご縁のお子さんであったとしても、ピアノに触れた時間、音楽知識を無駄ではなかったと思ってもらえるレッスンにしたいです。

ピアノに興味を持ってもらうには?

小さなお子さんの場合いかに集中力を持続させられるか、にかかっていると思います。
幼児のお子さんの場合、集中力が持つのが5分くらいだったりします。
「譜読み・リズム・ピアノ・お歌」をやっているのですが、中でも一番お子さんの集中力が切れるのがピアノです・・・。
配分は大体5分・5分・10分・5分くらいです。
まぁ、ピアノが一番時間が長いということもあるのですがメインディッシュであるピアノが魅力ないとは何とも寂しいです。
多分、私の教え方に魅力がないんだと思います。
一度「譜読み・ピアノ・リズム・ピアノ・お歌」にしてピアノを5分ずつ2つに分けてみたのですが、それでもダメでした。
2回目のピアノは、もう弾いてくれない・・・。
無理には弾かせたくはないんです。
絶対にピアノを嫌いには、させたくはないので。
でも、30分のレッスンのうち最低でも10分はピアノに触っていないと何だか、親御さんに申し訳なく思ってしまいます。
せかっくピアノを習いに来てもらっているのに、ピアノを弾いているのが5分だけっていうのはさすがに・・・。
幼児の生徒さんにいかにピアノを弾いてくれるか、ピアノに興味を持ってくれるかが、これからの私の課題です。

講師になりました

4月よりピアノ講師の仕事を始めました。
運良く私を雇ってくださるお教室が見つかりまして、ピアノの先生になることができました!
不安はいっぱいあるけど、希望と夢もいっぱいあります。
教材の研究とか、指導方法を勉強したり楽しいです。
何より生徒さんがかわいい♪
よく自分が先生になったら先生の気持ちがわかるよ、イライラすることも多いよと聞かされていましたが。
そうですね、先生の仕事が大変なのはわかるのですが・・・。
生徒さんにイライラする気持ちは全くわからないです。
今のところ生徒さんにイライラしたことなんて一度もないです。
私自身が何度も間違える生徒だったからなのかな?
それに子供の場合、難しいとグズったり途中で飽きちゃうのも普通のことだと思うので。
そこを飽きさせないように根気よく、あの手のこの手でレッスンを進めるのも講師の役目かなって。
想像力と愛情で、子供の心に寄り添ったレッスンのできる先生になりたいです。
それには日々勉強をして、レッスンの引き出しをたくさん持っている先生にならないと。
未熟な私ですが「ピアノって楽しい〜」と思ってもらえるように頑張ります。

卒業しました

無事卒業できました〜。
成績は自分で思っていたよりも良い評価をいただけていました☆

曲は難しいし座学も久々の勉強で、しんどいこともあったけど先生が良い先生だったので何とか乗り越えられました。
優しい先生でよかったです、怖い先生だったらちょっと辛かったかも・・・(私ほめられて伸びるタイプなんで)
今後は別の先生のつくことになりますが、
しばらくは難曲は少し減らして、基礎力を底上げしたいと思います。

試行錯誤と継続こそ力なり

最近ピアノ奏法で衝撃的なことに気づいたんです!
それは何ですかって?
いや、恥ずかしくて言えません。
「あなた、今までそんなことも知らずに弾いていたの!?」って思われるから(笑)
ピアノを始めてから8年間で一番の衝撃的な事実です。。。
8年間、歴代の先生方にずっと言われ続けていた私の一番の欠点。
たぶん、これで直りました!

きっかけは、まぁ複数の出来事が重なって気付けたんです。
「あーでもない、こーでもない」と、いろいろやって調べて、8年目にしてやっと辿り着きました。
8年間やって基本的なことが全然できなかったら
「もう自分には無理なんじゃないか」
「自分にはピアノは向いていない、才能が無いんじゃないか」
と思ってしまう人が多いかと思います。
私も何度かそう思って落ち込んだ日々がありました。
でも、あきらめたらそこで終わりです。
継続して「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤をしていたら
いつか答えが出ると思います。
そのいつかは、1年後か10年後か20年後になるかはわからないけれど、きっと出ると思います。
本当にできるかどうかなんて、自分に向いているかどうかなんて、とことんやってみないとわからないと思います。
5年やそこらなんかでは、向いているとか才能があるとか、まだわからないです。
そこであきらめて辞めてしまうと、本当にもったいないです。
ピアノを始めた方で、なかなか思うように弾けなくて悩んでおられる方
試行錯誤していたら、いつかは答えに辿り着けると思うので辞めないでがんばって下さい。
ピアノが好きという事、それが才能の一つだと思います。
ピアノは試行錯誤と継続こそが力なりですよー。

私のピアノ人生で「キー」になった曲

卒業試験が近づいてきました。
試験は二回目なので大体勝手がわかっているので今年は落ち着いて向えられそうです。
ただ今年はレポートが、ちょっとテキトーになってしまったかもです。
授業自体はとても楽しかったのですが何故か私が今、物を書く作業に気が乗らなくて。
一方、実技の方はいい感じです。
近現代の難しい曲で音符がごちゃごちゃしていて最初は本当に譜読みが、しんどかったんですけど譜読みが終わればこっちのモノです。
暗譜も大体はいけている感じです。
先生に練習方法をたくさん教えてもらったので、やることがわかっているので楽です。
音大の先生のすばらしいところは、練習方法の虎の巻を教えていただけるところですね。
今の私が一番求めていたものです。
生徒のレベルの応じて、その生徒個々に今必要なモノを与えてくださる、音大の先生って本当に教えることのプロなんだなと思いました。
すごくハイレベルな生徒さんには、きっとまた全然違った指導をされているんじゃないかなと思います。
音大には、すごく良い先生がいらっしゃるので行って本当によかったです。




ここ数か月は試験の曲のみを練習していたので、ストップしていたベートーヴェンソナタ
最近、余裕が出てきたのでベートヴェンを弾いたら、なんと譜読みが楽チン!
近現代の試験の曲と比べたら全然マシ!
もちろん、ちゃんと曲が弾けるかどうかは別ですよ・・・。
ベートヴェンは誤魔化しが効かないので譜読みが楽チンでも、きちんと仕上げるのは難しいと思います。
一方、近現代の曲はノリや雰囲気で多少、誤魔化しが効きそうです。音間違えてもわかりずらいし。
試験の曲は今までに弾いたことのないタイプの曲で、私にとっては難しくて苦労したのですが、
この曲を弾いてから私自身、大分レベルアップした気がします。
この曲のおかげで、大分指も開くようになりました。
この曲と先生の指導のおかげで「私、そこまでピアノ下手じゃないかも(笑)」って自信が持てるようになりました。
「ピアノがすごく下手な人」から「ピアノが下手な人」に格上げしたと思います。
最近になって「すごく」は取れたかな、っと。
この曲は私のピアノ人生の中で一つの山というか「キー」になった曲ですね。