私のピアノ人生で「キー」になった曲

卒業試験が近づいてきました。
試験は二回目なので大体勝手がわかっているので今年は落ち着いて向えられそうです。
ただ今年はレポートが、ちょっとテキトーになってしまったかもです。
授業自体はとても楽しかったのですが何故か私が今、物を書く作業に気が乗らなくて。
一方、実技の方はいい感じです。
近現代の難しい曲で音符がごちゃごちゃしていて最初は本当に譜読みが、しんどかったんですけど譜読みが終わればこっちのモノです。
暗譜も大体はいけている感じです。
先生に練習方法をたくさん教えてもらったので、やることがわかっているので楽です。
音大の先生のすばらしいところは、練習方法の虎の巻を教えていただけるところですね。
今の私が一番求めていたものです。
生徒のレベルの応じて、その生徒個々に今必要なモノを与えてくださる、音大の先生って本当に教えることのプロなんだなと思いました。
すごくハイレベルな生徒さんには、きっとまた全然違った指導をされているんじゃないかなと思います。
音大には、すごく良い先生がいらっしゃるので行って本当によかったです。




ここ数か月は試験の曲のみを練習していたので、ストップしていたベートーヴェンソナタ
最近、余裕が出てきたのでベートヴェンを弾いたら、なんと譜読みが楽チン!
近現代の試験の曲と比べたら全然マシ!
もちろん、ちゃんと曲が弾けるかどうかは別ですよ・・・。
ベートヴェンは誤魔化しが効かないので譜読みが楽チンでも、きちんと仕上げるのは難しいと思います。
一方、近現代の曲はノリや雰囲気で多少、誤魔化しが効きそうです。音間違えてもわかりずらいし。
試験の曲は今までに弾いたことのないタイプの曲で、私にとっては難しくて苦労したのですが、
この曲を弾いてから私自身、大分レベルアップした気がします。
この曲のおかげで、大分指も開くようになりました。
この曲と先生の指導のおかげで「私、そこまでピアノ下手じゃないかも(笑)」って自信が持てるようになりました。
「ピアノがすごく下手な人」から「ピアノが下手な人」に格上げしたと思います。
最近になって「すごく」は取れたかな、っと。
この曲は私のピアノ人生の中で一つの山というか「キー」になった曲ですね。