ショパン「愛と哀しみの旋律」

レッスン89回目

今週のレッスンは以下の2曲です。

●ブルグミュラーから「なぐさめ」
●「指の支えをつくるメソード」からクレメンティの「ワルツ」


ブルグミュラー「なぐさめ」↓

ブルグの中でもあまり盛り上がりのない、印象のうすい曲ですが、可愛らしい曲です。
この曲も「別れ」と同じく前奏部分と本編の部分があるので、意識して弾きましょう、とのことです。
いつも手首が下がっていると注意されている私ですが、この曲の前奏の右手部分は手首を下げぎみに弾くと良いとのことでした。
特にの部分は鍵盤の下の方を使った方が弾きやすいそうです。


クレメンティの「ワルツ」4ページ目↓

いま練習している曲の中で一番苦手な曲ですが
やっと、最後まで通しで弾けるようになりました。私の場合、グダグダながらも通しで弾けるようになると練習に身が入ります。
でも、マルをもらえるのは、まだもうちょと先になりそうです。
一部、カノンみたいに左手と右手が追いかけっこになっている箇所があるんですが、そこが難しいです。
先生からのアドバイスは、カノン部分は必ず片手で練習して両方の音を耳でよく聴くこと、あと左手の音量を控えめにとのことでした。バックコーラスが、ちょっとうるさいとのことでした(笑)


ショパン「愛と哀しみの旋律」

昨日、ショパンの映画を観に行ってきました。
レディースデーというのもあってか、満席でした。
内容は史実に基づいたお話なので、すごく面白いって話じゃないんですが、ショパンに少しでも興味のある方は楽しめると思います。
映画のショパンジョルジュ・サンドは、私が想像していた人物像にピッタリでした。
ショパンは、イケメンで天才なんだけど神経質で自分勝手で、ちょっと嫌なやつみたいな。
サンドは、男勝りな今で言う肉食系で気が強くて、でも大人の包容力を持った女性って感じでした。
音楽についての話は、ほとんどありませんでした。
ショパンとサンドの恋愛のお話メインです。
ショパン関係の本に書いてあるエピソードが、たくさん盛り込まれていました。
サロンでサンドが、ショパンに「あなたを愛しています」と書いたメモを渡したというエピソードや有名な鶏肉の話とか(笑)
鶏肉の話というのは、食事の際にサンドが鶏肉の一番おいしい部分を息子モーリスの皿に取り分け、おいしくない部分をショパンの皿に取り分けた。
それを見た、ショパンが怒って喧嘩になったという有名なエピソードです。

映画では。。。
ショパンが「僕はムネ肉は嫌いなんだー!」とキレると
それに、怒ったモーリスが「チキン一つで母さんと別れるのか!」みたいな。
サンドが「ごめんなさい、あなたはモモ肉しか食べないのに〜私が悪かったわ、どうかしていたのよー」みたいな。
鶏肉一つで大げさな・・・。
まぁ、鶏肉うんぬんじゃなくて、そんな事で喧嘩になるほど、この頃はもう関係がギクシャクしていたって事なんでしょうけど。

この映画、製作がポーランドなので役者さんは全員知らない方ばかりだったんですが、すごく演技に引き込まれました。
特にサンド役の役者さんは、とてもよかったです。ただ、少々お年をめしておられたかな〜って感じです。すごい美人さんでしたけど。
ショパン役の方もハンサムでよかったです。←ここ重要(笑)
ミニシアター系の映画なので、上映している所が少ないですが、ショパン好きの方にはオススメです。

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