楽譜ってどこの出版社のものを買えばいいのか迷いますよね。
楽譜は、大きくわけると原典版と校訂版(解釈版)があります。
・原典版は「ヘンレ版」「ウイーン原典版」「エキエル版」(←現在ショパコンが推奨)
・校訂版は「全音」「春秋社」「音楽之友」
などが有名です。
正直、初心者にはどれを選べばいいのかさっぱりわかりませんよね(はーい私です)
なので、先生にどれがオススメか聞くのが一番いいと思います。
独学の方は「全音」とか「春秋社」など国内の一般的なのを選んだほうが無難です。
原典版は避けたほうがいいと思います(外国製で製本はかっこいいけどね…)
スラーとか強弱記号や運指がほとんど書いていないので、独学の初心者にはかなり厳しいかと思います。
あと、ネットでダウンロード購入できる楽譜も意外と表示がなく不親切なものが多いかなと思います。
1曲だけ欲しい時は「全音ピアノピース」がいいと思います。
私はバッハだけ「ヘンレ版」その他は大体「全音」を使っています。
バッハは以前「春秋社」のを使っていたのですが解釈がちょっと一般的でなかったりする所があるので、先生のオススメで「ヘンレ版」に替えました。
左が校訂版「春秋社」 右が原典版「ヘンレ版」です↓
「ヘンレ版」には、ほとんどスラーやフォルテ(f)ピアノ(p)などの表示がないのがわかるかと思います。
バッハを独学で弾くなら「春秋社」がオススメですね。運指も細やかに書いてあって、わかりやすい!
私は原典版と両方持っていることで、譜読みのとき参考にさせてもらっています。
バッハ集 4 (井口基成 校訂版) (世界音楽全集 ピアノ篇)
- 作者: 井口基成
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 1980/10/01
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バッハ, J. S.: インヴェンションとシンフォニア (二声と三声のインヴェンション) BWV 772-801/ヘンレ社/原典版
- 出版社/メーカー: ヘンレ社
- 発売日: 2009/08/01
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