4コマ ピアノ音楽史

4コマ漫画付きの本です。おもしろくて勉強になりました。

すぐわかる! 4コマピアノ音楽史 ロマン派~20世紀

すぐわかる! 4コマピアノ音楽史 ロマン派~20世紀


意外だった事は
ドビュッシーは、グランドピアノよりもアップライトピアノが好きだったということ。
ショパンが使用していたプレイエルのピアノには第2響板なるものが付いていた。
弦の上にもう一枚響板があって、要は響板と響板で弦をサンドイッチする感じ?
これがあることにより、音がより複雑に反響し奥行きと陰影に富んだ音が出たんだそうな。
第2響板、現代ではどうして無くなったちゃたんでしょうね?



ショパン先生のレッスン語録
鍵盤たたくように弾くことを嫌っていたショパンは「鍵盤は撫でるくらいがよい」と言っていた。レッスンでの口癖は「柔らかく」。
そして、テンポについてはたいへんうるさかった「左手は指揮者です、妥協や譲歩は許されません」と言いピアノの上にはいつもメトロノームが置かれていた。
また、ペダル使いの名人であったショパンは「ペダルを使いこなすのは一生の課題です」と言って無闇にペダルを使わないように戒めていた。


こちらの本、他にもシリーズが出ているみたいなので、またそちらも読んでみたいと思います。